とても寒い日が続きます。今朝、温室に行くと外気温が-15.1度をさしていました。天気予報以上に下がったようです。しかし、温室内に日が差し込むと一気に暖かくなります。春が近づいてきているようです。
温室では草花選択の生徒たちが、来年度につかう花の種まきを行い、2月に入ってからは発芽したペチュニアの苗をビニールポットに移植しています。今月末からはサルビア、ベゴニアの移植が始まります。
3月4月は卒業式と入学式と行事があります。先輩、後輩のために花いっぱいに会場を飾り付け、祝ってあげられるようにみんな一生懸命に実習を行っています。
そして、街路樹花壇の造成用の苗やふれあい市に販売する花壇苗もつくっています。地域の方々に喜んでいただけたらという思いをもって。本当にやさしく丁寧に傷をつけないように手入れをしています。
草花の授業を選択している生徒には、ご家庭にご迷惑をおかけするかと思いましたが、春から手入れをしたマーガレットを持たせました。部屋のどこかに飾ってあげてください。
細かい葉っぱをかき分け、枯れた葉柄をとったり、花の姿を整えるため悩みながら摘芯を行ったりと咲かせた花です。
生徒たちはいろんな思いを持ちながら持って帰ったと思います。置くところがない。持って帰るのが・・・という声も聞こえましたが、「おばぁさんにあげる。お花が好きだから」「自分で育てた花だから嬉しい」という声も聞くことができました。ちょっとでも、花に興味が、そして、毎回の授業で手入れをし咲かせた花です。きれいな花を咲かせられたと自信を思ってもらいたいです。