本日の生物活用14名の生徒がフラワーアレンジメントに挑戦しました。本校農場に咲いているスイセンやチューリップ、雑草として生えているフキやタデ、スギナなど自らが決めたテーマやイメージに合う草花を摘み取りました。あいにくの天気で、肌寒いのを通り越し、冬に戻ったんではないかと思ってしまう寒さの中でも、負けずに咲く花たちを丁寧に摘み取りました。
教室に戻ってからは「あー」「むりだー」「うごくー」などフラワーアレンジメントの難しさに四苦八苦していました。今回は剣山を用いずマグカップや好きな容器に剣山代わりの針金を曲げたものを使い、家庭でも簡単に実践できるようにしました。
針金を用いたため剣山のように固定できるわけではないので花の茎がグラグラします。針金と針金の隙間に茎を差し入れ安定させ、次々に指していきます。コツをつかんだ生徒たちは、いろんな形に作り上げていきました。
今日の授業の目標の一つである草花の形、質感、柔らかさなど、この花は柔らかいからここに、これはここと、思い思いに花と対話をしながらアレンジメントの奥深さを体験していました。
今回のフラワーアレジメントによる花々は、捨てられることになります。アレンジで使った花の命は一瞬です。捨てる際には感謝の気持ちをといったところ「ありがとねー」「ごめんね-」といいながら捨てる生徒たちの素直さがとても印象的でした。
みんなで記念撮影。こっそりとポーズを決める前に撮りました。楽しそうです。
決め顔でもう一枚!