北海道檜山北高等学校
 

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2016/11/29

「ふるさとキャリア講演会」

| by hiyamakta_s
 本日、本校では講師に宮城教育大学特任教授の野澤令照(よしてる)先生をお迎えし、「ふるさとキャリア講演会」が開かれました。この講演会は、北檜山小学校・北檜山中学校と本校が道教委指定事業の「小・中・高一貫ふるさとキャリア教育推進事業」の研究指定校になっていることから、その事業の一貫として行われたものです。
 講演は、『小・中・高・大、そして社会へつなぐシームレスなキャリア教育を』と題して、教育の現状と課題、キャリア教育をなぜ学ぶのか、キャリア教育がもたらすもの、キャリア教育の展開の視点、社会に開かれた教育課程等についてお話しいただきました。
 本校のキャリア教育や小中高の体系的なキャリア教育を考える上で、多くの示唆を与えていただきました。なかでも特に印象に残ったのは、現代の学校が様々な教育課題を抱えているなかで、キャリア教育を一本の柱に置いて教育活動を捉え直すことの重要性と、そこにこそ教師としての技や工夫の見せ所があるという点でした。さらに、「普段の授業にころがっているキャリア教育に役に立ち材料になるキャリア教育の断片をつないで、つむいでいくことで見事なキャリア教育になる」という点は、本校のキャリア教育を考える上でも大いに参考になりました。
 目の前の生徒たちの状況を丁寧に見取り、その上で生徒たちにどのような力をつけていくのかを考え、教職員間で課題を共有し、その課題を解決していくために「キャリア教育の断片」を毎日の教育活動から拾い上げて、その一つ一つをつなぎながら、体系的なキャリア教育を創り上げていくことが、本校の現在取り組むべき課題の一つであることを改めて認識しました
17:30