北海道檜山北高等学校
 

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2022/07/13

学校祭は無事終了。真夏のシクラメンが玄関を飾る。

| by hiyamakta_s
 7月9日~10日学校祭は無事終了しました。今年の学校祭はコロナ禍になって3回目でした。9日の一般公開は3年生保護者の方限定で、10日はデモンストレーションを3年生の保護者の方と1・2年生の保護者の方の時間差でご来場頂きました。学校に足を運んで生徒の活躍をご覧頂き、大変ありがとうございました。開会式では私の方から、学校祭を成功させたいというそれぞれの思いが、うまくひとつになるように頑張っていきましょうという話をしましたが、生徒は見事それを果たしてくれたと思います。充実した2日間でした。
 さて、総合学科である本校は農業科目を設置しており、せたな・今金の基幹産業の理解を推進しております。農業科の地域との交流として毎年数回行事を行っています。
 6月は今金高等養護学校の生徒の皆さんと協働で、本校の花の苗を使い「花いっぱい運動」と称する今金町の緑化活動、また野菜と花の苗の販売会を行います。
 7月は学校祭で野菜と加工食品の販売。12月はシクラメン販売会及びそのシクラメンを北檜山町文化協会主催の本校吹奏楽部も出演するクリスマスコンサートに於いて、文化協会様ご購入の上、景品として沢山配布してもらっています。
 このクリスマスコンサートでの景品はケーキと本校のシクラメンが交互に配られましたが、お越し頂いた方の中には「ずっと見ていられるからシクラメンの方がいい」と言ってくださる方もいました。農業作物を通して地域の皆さんとの交流の機会が持て喜んでもらえるのは、とても嬉しい限りで特権のようなものと感じています。
 シクラメンは数年楽しむことができ、昨年のシクラメンは一度花や葉が萎れたり枯れたりし、秋頃に再度葉が元気になりクリスマスまでにまた花が咲く、冬の花です。
 しかし、昨年12月に販売しシクラメンは花が一度枯れた後、4月頃にちょこっと4本くらいの花が咲き、また萎れ、5月は一気に葉が新しいものに生え替わり、なんと6月には花がどんどん咲き始めました。予定より半年も早く再生し、先日の学校祭では写真の通りとなりました。校長室だけではもったいないので、生徒玄関に飾らせて頂きました。農業科の実習助手の先生の話では、この時期にシクラメンの花がこれだけ咲くのを見るのは初めてということです。逆に冬もちゃんと咲いてくれるのかどうか心配になりますが。
 真夏のシクラメン、奇跡の花なのかも知れません。とても楽しめる花なので、年末のシクラメン販売会もぜひお越し下さい。

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