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2017/09/07

校内研修~生徒の「気づき」から深い学びへ

| by hiyamakta_s
 
 9月6日(水)13:30~15:30の2時間『「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に向けて』と言うテーマで職員の研修を行いました。前半は今回のテーマに関する取り組みを十年以上前から独自に行い、その後国立教育研究所と連携し内容の充実を図ってきた函館稜北高校から講師を招聘し講話を実施。後半は「より効果的な実践をするためにはどのような工夫が必要か」と言うテーマでグループ に別れ話し合いました。「主体的・対話的で深い学び」は次期学習指導要領の目玉の一つとなっていますが、その方法として、「アクティブ・ラーニング」が話題となる場合が多くなっています。しかし、今回の講話の中で「主体的・対話的で深い学び」の目標を「アクティブ・ラーニング」を行うことと取り違えないこと、1年次から「総合的学習の時間」などで下地を作る取り組みを全生徒に行ったことが功を奏したこと。実践事例説明の中で「教えることと、気づかせることのバランスが大切」「アクティブ・ラーニングを行う前に、教師が授業設計上必要な気づきを明確にしておく必要がある」「気づきにつながる発問の大切さ」など多くの示唆を与えていただきました。後半のグループ討議では四つの班のまとめを発表し課題等の共有化を図りました。今年度は実践へ向け研究授業を行うことを目標としていますが、今後は教務部が主体となり今回の討議の内容を基に北高スタンダ北海道中標津高等学校長 平野 雅嗣 様ードの設定を進めて行くことを計画しています。学力向上は北海道の教育の重要な課題となっていますが「主体的・対話的で深い学び」が一人一人の生徒の学びの質を良い意味で変えることにつながってくれればと願っています。
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