3年次「総合的な探究の時間」成果発表会が行われました

 9月16日、3年次の「総合的な探究の時間(地域探究)」の成果発表会が行われました。生徒たちは、2年次から食や医療、福祉、観光、スポーツ、農業、漁業、世代間交流など、さまざまな分野において地域をフィールドにした探究活動を積み重ねてきました。

 探究活動では、地域の魅力や身近な課題に目を向け、地域の方々への聞き取りやアンケート、商品の試作、交流活動の企画など、それぞれのテーマに応じた取り組みを進めてきました。実際に話を聞いたり、形にして試したりする中で、当初の予想とは異なる結果が見えてきたり、新たな課題に気づくこともありました。

 そうした経験をもとに、「本当に必要なことは何だろう」「自分たちには何ができるだろう」と改めて考え、仲間と相談しながら、テーマや活動の進め方を見直した班もありました。学校を飛び出して、実際に地域の実情に触れたことが、自分たちの考えを深めるきっかけになったように感じます。

 すぐには答えの見つからない問いに向き合い、考え、試し、また考える。周囲の方々の助言も手がかりにしながら、自分たちなりの答えを探そうとする姿勢が、活動を重ねる中で少しずつ育ってきました。

 成果発表会では、各グループがこれまでの取り組みや、そこから得た気づき、学びを発表しました。この2年間の歩みを振り返り、それを自分たちの言葉で伝えようとする姿に、生徒たちの成長を感じる機会になりました。また発表会当日は、多くの地域の皆様にお越しいただき、改めて生徒たちの活動に対する関心の高さや期待の大きさも感じました。

 今回の探究で得た経験が、これからの学習や進路、日々の生活の中でも、自ら考え、周囲と協力しながら一歩を踏み出す力につながっていくことを願っています。また、生徒たちが今後さまざまな形で地域に貢献していくことも期待したいところです。

 活動にご協力いただいた地域の皆様、関係機関の皆様には、心より感謝申し上げます。