※各授業・講話の様子に関してはこちら

 

檜山北高校のキャリア教育では、「課題解決能力」「協働力」「自律力」「論理的思考力」「創造力」といった5つの資質・能力の育成を目指しています。キャリアⅠ「産業社会と人間」、キャリアⅡ・Ⅲ「総合的な探究の時間」を中心とし、各教科の授業、学校行事、部活動、地域との関わりなどを通して、自分の生き方・在り方=「キャリア」に関する教育を推進しています。

 

檜山北高校での教育活動を通して育成を目指している5つの資質・能力は、次の通りです。

 

課題解決能力…社会生活等において、さまざまな課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題を処理し、解決することができる力

協働力…さまざまな考え方や価値観を受け入れ、周りの人と協力して物事を進めることができる力

自律力…周りの状況等をふまえて、自身の感情や言動をコントロールすることができる力

論理的思考力…網羅的に論点を整理し、筋道を立てて考えたり伝えたりすることができる

創造力…さまざまな知識・技能や考え方等を結びつけ、新たな視点や発想を持ち、新しい価値を生み出すことができる力

 

また、キャリア教育の中心となるキャリアⅠ・Ⅱ・Ⅲの内容は、大まかに次の通りです。

 

1年次:キャリアⅠ「産業社会と人間」

単元1:職業探究…「なぜ働くのか」ということについて考え、職業観・勤労観を養う単元です。さまざまな職業について調査し、まとめたものを発表します。KJ法や進路相談会などを通して、考えを深化・変容させていきます。

単元2:進路探究…「なぜ学ぶのか」ということについて考え、学習観を養う単元です。学習や進学に関する情報を調べ、まとめたものを発表します。KJ法や上級学校見学などを通して、考えを深化・変容させていきます。

単元3:ライフプラン…自分自身のこれまでの人生、これからの人生を見つめ直すことを通して、人生観を養う単元です。今後の人選をどう生きていくかなどを計画し、発表します。

2年次:キャリアⅡ「総合的な探究の時間」

単元4:地域探究…地域の現状、魅力や課題を把握し、どうすれば地域をより良くできるかを検討・提案する単元です。地域の方による講話・ワークショップやインターンシップなどを通して、地域の現状、魅力や課題について情報を収集したり考えを深めたりし、より良い検討・提案ができるようにしていきます。

単元5:課題研究準備…3年次のキャリアⅢ「課題研究」を見据え、テーマ設定の仕方や探究の方法について学ぶ単元です。

3年次:キャリアⅢ「総合的な探究の時間」

単元6:課題研究…自身の興味・関心に基づいてテーマを設定し、情報収集や対照実験・実証実験などを行い、分析した結果をまとめて発表する単元です。探究活動の集大成として位置づけられており、これまでの学習の成果が発揮されます。

 

 それぞれの生徒が、キャリアⅠ・Ⅱ・Ⅲを始めとして、各教科の取り組み、学校行事、部活動などにおいて、5つの資質・能力を身につけ、社会へ羽ばたき、社会に、地域に貢献していけるよう、学校の教育活動全体でキャリア教育を行っています。
 
 

 

 

キャリア教育

【キャリアⅡ】 地域探究 オリエンテーション

6月28日(金)のキャリアⅡでは、「地域探究」オリエンテーションを実施しました。

前単元では、「地域探究準備」として、探究のプロセスを学び、実際にどのような手法を用いて活動をするのかを学びました。

 本単元では「地域探究準備」で学習をしたことを元に、実際に自分たちの住む町を自分たちの手でより良くしていくために活動をしていきます。

本時はオリエンテーションとして、コンセプトマップを用いて、今金町、せたな町の強みと弱みを見つけ出し、現状を知るきっかけの時間となりました。

次回は、今金町、せたな町の役場の方にお越しいただき、ワークショップを実施し、さらに町について理解を深めていきます。

 

 

 

 

 

 

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【1~3年次】進路相談会

 6月14日(金)、1~3年次生を対象に進路相談会が行われました。たくさんの学校・企業の方にお越しいただき、各学校・企業の説明をしていただきました。今年度は50を超えるブースを設け、1回25分で計4回回りました。生徒の皆さんは、熱心に話を聞き、メモを取り、自身の進路について真剣に考えていました。「学習内容や学校の雰囲気を詳しく知ることができた。今後の進路選択に生かしていきたい」とインタビューに答えた生徒もおり、多様な進路に触れ、今後の学校生活や進路活動を充実したものにできるのではないかと、進路相談会の様子を見て思いました。これからもキャリアガイダンス部を中心に、進路サポートを充実させていきたいと考えています。

 また、今回お越しいただいた各学校・企業の担当者の皆様、本校の進路相談会にご協力いただき、誠にありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。

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【1~2年次】進路・職業適性診断結果返却

 5月31日(金)、1~2年次生を対象に進路・職業適性検査結果返却が行われました。4月に実施した進路・職業適性診断の結果を帳票の見方や今後の進路活動に向けた適性診断の用い方などを話しました。結果は、個々人の興味関心や性質によって導き出されています。ぜひ、科目選択や進路選択の参考にしてください。

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【1~2年次】基礎力診断テスト結果返却

 5月31日(金)、1~2年次生を対象に基礎力診断テスト結果返却が行われました。4月に実施した基礎力診断テストの結果を株式会社ベネッセコーポレーションの方より帳票の見方や今後の進路活動に向けた基礎力診断テストの用い方などをご講話いただきました。生徒の皆さんは、真剣に話を聞き、結果を確認していました。これを機に、さらなる進路活動の充実を図ってほしいです。

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【3年次】進路講話

 5月31日(金)、3年次生を対象に進路講話が行われました。ハローワーク函館の担当者の方より、進路活動をするうえでの礼儀やマナー、面接試験などにおける礼法のことなどをご講話いただきました。3年次生は、6月からさまざまなエントリーが開始するなど、進路活動がどんどん進んでいきます。これを機に、気持ちを引き締めて頑張ってほしいです。

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【キャリアⅡ】地域探究準備④

本日の地域探究準備は、設定したテーマで探究活動をしていく中で、必要になる情報を収集し、分析する作業を行いました。

分析した結果から、自分たちの手でできることは何かを考え、外部の方や機関にご協力いただきながら、実践するという流れを本単元ではシュミレーションします。

分析した結果、再度テーマを設定し直し、同じ手順を踏むことで、より具体的で深い探究活動ができます。

7月から始まる「地域探究」に向けて頑張りましょう。

 

 

 

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【キャリアⅠ】進路探究②

 5月2日(木)、キャリアⅠ進路探究②が行われました。学生(小学校・中学校)時代にどんなことを学び、それが社会に出たときにどんな場面で役に立つか、KJ法という手法を用いながら、グループ内で意見を出し合い、ディスカッションをしてまとめた上で、発表まで行いました。

 やや抽象的なテーマだっただけに最初はなかなか手の動かなかった生徒たちも、後半にはさまざまな意見が飛び交い、自分たちなりにまとめて伝える(発表する)ことができました。

 入社試験(入学試験)では「自分は高校3年間でこういう経験をし、その結果こういう力がつき、それを御社(御校)に入ったらこういう所で活かします」と言えなければ合格することが難しいです。

 キャリアの時間、特に進路探究では、学生時代のさまざまな経験と、実際に社会で求められる力やスキルとの橋渡し役も担っていきたいと考えています。

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【キャリアⅠ】進路探究① オリエンテーション

 4月12日(金)、キャリアⅠ進路探究①(オリエンテーション)が行われました。総合学科である檜山北高校の強みとして、多様な分野の学習ができ、多様な進路希望に対応できることが挙げられます。しかし選択肢も多いだけに、ややもすると安易な教科・科目選択に走り、進路の幅を狭めるケースも見られます。また近年では、先の見えない時代を背景に、自分の生きる道を決められない若者も増えています。

 本校では、単に上級学校に進学したり大企業に就職を目指すといった短期的な視点だけではなく、自分はどのような人生を送りたいのか、どのように社会と関わり、どのような分野で貢献していくのか、長期的な視点に立った進路教育(キャリア教育)を行っています。

 1回目のキャリアの授業では「君たちは学校を卒業すれば即社会人、そう考えると高校というのは自分が何をやりたいのかを一生懸命に考えて、やりたいことを決めて、そのための準備をするところ。その中で、本校のキャリア教育のテーマである『社会で生きていくために必要な5つの資質・能力』を常に意識して生活してほしい」という話がありました。

 1年次のキャリア教育の様子は、今後も定期的に載せていく予定です。ぜひご覧ください。

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【キャリアⅡ】地域探究準備②

本日は、前回設定したテーマを元にグループ分けをし、グループで探究するテーマを再度考えました。

グループを作ることで様々な視点から課題が浮かび上がり、より深くテーマを考えることができました。

今回設定したテーマを元に、次回は情報を収集し、整理し、分析していく作業に入っていく予定です。

 

 

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【キャリアⅡ】 地域探究準備①

本時より「地域探究準備」がスタートしました。

「探究」って何?どんなことをするの?

探究のプロセスを説明しながら、実際にコンセプトマップを使い、課題の発見の仕方を学習しながらテーマを考えました。

 

 

 

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