10月18日(水)・25日(水)と2週にわたり、
3年次の選択科目「生活教養」の科目で
「茶道体験・日本茶を楽しむ講座」を行いました。
選択者24名が2つのグループに分かれて、
それぞれの講座を1週ずつ受講しました。
そこでまずは「茶道体験」の様子を載せたいと思います。
茶道体験の講師は、本校茶道部の外部講師でもある佐々木佐代子先生です。
まずは茶道の歴史を知らなければなりません。
日本史の授業にも出てくる人物の名前に生徒は頷き、メモを取りながら
お話を聞いてます。
次にお茶席に招かれた際の作法について教えてもらいました。
襖の開け方や畳の歩き方、お菓子の受け取りを教わり、
生徒は実際にやってみました。
そして、実際に自分でお茶を点てて飲んでみます。
自分で点てたお茶は少し苦かったようです。
次に2人一組になって相手をもてなすために、自分が点てたお茶を出す、
というのを交代で行いました。
飲んでもらう人のことを思いながら点てるのが大事です。
点ててもらったお茶の方が美味しいと言う生徒が多かったです。
講師の佐々木先生だけではなく、生活教養選択者の中にいる茶道部の生徒にも
いろいろお手伝いしてもらいました。
最後に茶道のお道具に使われる紋についての歴史を教わりました。
「茶道」はお茶を点てる・飲むだけではなく、お茶の周りにある
茶碗や掛け軸、出されるお菓子など様々な所にも気を配られています。
こうした気配りで大事なことは、相手をもてなすための
思いやりの気持ちだそうです。
そういった思いやりをもてる社会人となって頑張ってほしいです。