北海道檜山北高等学校
 

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校長日誌

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2022/11/25

コロナ禍の見学旅行

| by hiyamakta_s
 見学旅行は11月1日(火)出発で4日(金)までの3泊4日でした。今年の見学旅行は3年ぶりの関西旅行で生徒はとても楽しみにしていましたが、残念ながら10月は感染者が昨年度のような減少傾向にあるとはいえず3年生も進路活動がある等、学級閉鎖等の措置になると行事が成り立たないため、全校生徒にはくれぐれも感染対策を怠ることがないよう呼びかけていました。生徒は見事それを果たしてくれ、2年次も無事見学旅行に出発することができましたが、出発と同時に校内では感染が1件の発生から次々と拡がってしまいました。結果としては、見学旅行出発で生徒の数を分散できたことは、拡がりを防ぐ効果にはなったと思います。しかし、見学旅行中1年次は学年閉鎖となり、見学旅行団の旅先では制限解除による旅行者の人混みからの感染が懸念されました。しかし、幸い旅行団には旅行中に感染発症者はおらず旅程に影響はありませんでしたが、帰還後に若干名の感染者が出ました。
 最終的に11月は感染者が十数名、濃厚接触者が二十数名に上り、中旬に感染者数のピークとなり、現在は感染者も濃厚接触者も若干名となっています。この間、迅速な情報提供とご家庭での感染対策の徹底にご協力いただいた皆様方に、感謝申し上げます。
 見学旅行の様子はトップページでご存じと思いますが、特にUSJが大混雑でした。食事場所も並んで相当待たなくてはならないし、近くにいた人はいつもの3倍いると言っていました。旅行前に韓国の人混み事故の話しもしたので、生徒も相当注意してくれたと思います。2日目の広島での被爆者体験講話はとても心に残る内容でした。語り部の方は爆心地のすぐ近くの学校にいたが、幸い命は取り留めた。ガラスの上を裸足で歩き母親にやっと会えたこと、病院に行っても診てもらえなかったこと、祖母を探す途中水をあげようとした人が亡くなりそこで怒られたことがトラウマとなりずっと人に伝えられなかったこと、などをお話しされ原爆の恐ろしさと世界平和を願う気持ちの大切さを、生徒はひしひしと感じていたようでした。生徒にとって発見や教訓が大いにある見学旅行だったと思います。
 さて、来月は今年度のキャリア教育の総まとめとなる「学習成果発表会」があります。まだまだ、感染は油断できませんが成功裏に終わらせたいと思います。引き続き感染対策にご協力をお願いします。
   (凄い人混みのUSJ)           (被爆者体講話)
17:40
2022/10/20

50周年記念式典無事終了しました

| by hiyamakta_s
 10月9日は50周年記念式典でした。
 来賓(指導監、局長、両町長・教育長、北部地区小中高校長、学校評議員、振興会役員)、感謝状贈呈者(歴代校長、歴代PTA会長、永年勤続旧職員)、記念誌寄稿者、旧職員、協賛会等の皆様のご参列をいただき、無事終了いたしました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。以下、校長式辞で次のように述べさせて頂きました。(コロナ禍による時間短縮のため通常の半分以下の文量となっております。)

 式  辞
 さわやかな秋空の下、本日ここに北海道教育庁教育指導監 佐藤裕之 様、檜山教育局長 近藤史郎 様、せたな町長 高橋貞光 様、今金町長 外崎秀人 様を始め、多数の皆様のご臨席を賜り、北海道檜山北高等学校開校50周年記念式典を盛大に挙行できますことは、私達の喜びとするところです。
 本校は昭和47年4月、今金高校と北檜山高校との道内初の統合高校として開校し、半世紀に渡り地域の担い手となる人材の育成に取り組んで参りました。その間、様々な困難に遭遇しましたが、その時々の教職員の教育にかける情熱、良識ある檜山北高生の純粋な向学心と理性的な行動、そしてせたな今金両町と、保護者、同窓会、地域社会からの多大なご支援・ご声援が困難を乗り越え、平成25年度には全道教育実践表彰を受賞する大きな力となりました。
 平成14年度総合学科へ転科後も、農業生産物を地域の方々に還元したり、郷土料理や介護・保育の講師を地域から招いたりして、交流を深める等、開校以来、地元の産業と福祉を理解する活動を地道に継続してきたことは、本校の誇りとするところです。
 また、本校は平成27年度よりキャリア教育全体計画を策定し、その推進を図ってきました。今後の変化が激しいとされる世界では、多様な価値を問い直し、探究的な検討と協働的な創造の経験を通して、社会の中での生き方在り方について自覚を深めていくことが必要となります。地元の官公署や企業の皆様方の多大なご協力の下に、社会に開かれた教育課程を実現できますことは、本校の大きな強みであります。
 さて生徒の皆さんは、ここ数年コロナ禍で前例の無い道に挑み、打ち勝ってきました。多くの先輩達が努力に努力を重ね、価値ある伝統を築いて来たことに、今改めて感謝しつつ、皆さんも檜山北高校の歴史に共に参加し、歩んでいることを大いに誇りにして下さい。
 檜山北高校は広く社会に寄与する多くの人材を生み出した、せたな・今金の中にあり、開拓者達が憧れたフロンティアスピリットを大いに感じる土地に立っています。生徒・職員一同、今後も直面する様々な課題を乗り越え、生徒各々が持つ社会貢献の志を八穂の星の輝きとしていつまでも強く解き放ち続けるよう、次の時代を歩んで参ります。
 結びに本校開校50周年にあたり、多方面にわたり献身的なご尽力を頂きました関係各位と本日ご臨席いただきました皆様方に厚くお礼を申し上げます。今後とも本校への変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ式辞といたします。

 令和四年十月九日 北海道檜山北高等学校長 佐藤 健


11:07
2022/09/30

前期終業式

| by hiyamakta_s
 9月29日(木)は前期終業式でした。校長講話の内容です。
 今月はキャリア学習で色々な発表会がありました。将来活躍できる力がついたと思います。新執行部も立ち上がり新しい生徒会活動も始まりました。後期に向けて皆さんそれぞれ新しい気持ちで自分自身に期待を込めて、やりたいことに挑戦していって下さい。
 NHKの「最後の講義」という番組があって、人生最後だとして何を伝えたいかということをいろんな実力者を呼んで、若い人に話をしてもらうという番組があります。今日は東南アジアで医療活動をする吉岡秀人さんという人の話をしたいと思います。
 吉岡さんは30歳で一人でミャンマーに行き、全く医療の無いところで無償で医療活動を始めた人です。ミャンマーでお医者さんは吉岡さんただ一人。とても苦労されたようです。
 お医者さんなので当然沢山勉強されたと思いますが、高校時代は全く勉強しなかったそうです。自分が何をしたいか、どんな能力があるか、全くわからないまま生活していた。大学も浪人し予備校に行くのもギリギリで、5回目のテストでやっと入ることができたようです。予備校に入って、進路資料を見て、何故か医学部行けるかもと思ったようです。それを決めたときはとても不思議な感覚だったそうです。吉岡さんはそれを「感性の声」と呼んでいました。普段良いか悪いか考えて判断しているのは「理性の声」で、それは左脳しか使っていない。けれど「感性の声」は脳の全ての感覚、全脳を使っている、と吉岡さんは感じていて、とても大切で若い人には是非「感性の声を」大切にして欲しいと言っていました。
 突然の判断のようだけれども、少年時代に大坂万国博覧会で世界中の人が集まる傍らで戦争により手足を失って物乞いをしている元軍人さんの姿を見て、それが痛切に印象に残っていたのが影響していたのではないかと言っていました。子供ながら可哀想だという感情が強烈にあったのでしょう。ということで皆さんも今経験していることの、何が将来に影響を与えるか分かりません。心に残る経験は皆貴重だと思います。逆を言うと色々な事を経験できるように、自分で環境を作ることも必要と思います。
 ただ「感性の声」に従って努力するけれども目的が達成されない場合もあります。しかし、吉岡さんは本当の失敗は、目的が達成されないことではなく、やらないことだと言っています。目的が達成されなくても、実行していればそこに向かう志や努力や関係する友人などの様々なプロセス・経験が生じて、それが次のステップに繋がる。それを失うことの方がとても怖いことだと言っています。逆をいうとあまり結果は考えない方がいいかもしれない。やってみたいけど、理由がわからないとか、お金にならないからとか、あまりかっこよくないとか、そういうことが理由で漠然とやらないでいると、何も手に入らない、それはとてももったいないことだと言っています。
 ミャンマーには色んな難病を抱えた患者さんも来たそうです。頭蓋骨に穴が開いて脳が飛び出すような病気もある。ある少女の病気は鼻や口のまわりが凄い変形するものだったが、何とか手術で治した。助手はいない、夜2時間しか電気が付かないので、懐中電灯を持って貰って手術したそうです。少女がその後、結婚して子供を授かった時、吉岡さんに見せに来たそうです。多分手術していなければ、子供を見せに来ることはなかったろう。その時、吉岡さんは医者の目的がわかったそうです。「患者の人生の質を少しでも良くしてあげることだ」と気がついたそうです。時には本当に治らない病気がある、癌で顔半分が大きく垂れ下がっている少年は、もう末期で助からない、余命僅かだった。しかし、手術すれば家族で写真が撮れるかも知れない、幸福な思い出を作ることが出来るかも知れないと思い、すると人生の質が少しでも上がる。なんとか手術したかったけど本当に手遅れで手術することができなかった。しかし、吉岡さんは看護士さんが来るようになってから、その少年のところに行って励ますように頼んだそうです。雨期になると道が悪く、朝5時に出発して、帰りが夜の12時になるような訪問だったようです。「君はそれだけ、大切な存在だ」ということを教えてあげたかったそうです。そうやって患者の心が豊かになれば、生きている間だけではあるけど、その人の「人生の質」は上がると考えたそうです。
 「感性の声」に従って努力して、適わないこともあるけど、そうしたことによって次にやるべきステップが見えてくる。それはやらなければ決して見つからない。お医者さんの仕事は大変だけど、自分がやりたいからやっている。自分がやりたいことだからつらくても続けられる。しかし、それでも人の幸福に繋がるようなものでなければなかなか続けられない。でも、人は人の幸福の為に何かをしたいということは、皆生まれつき思っているものだ。だからそれを大切にし、行動を起こして自分の価値を知るべきだ、と吉岡さんはそう言っていました。
 人類が今平和なのか、平和でないのか、それをきちんと検証するためには、今の時代コンピューターが計算できるように数値化しなくてはならないんだけれども、そのためにどうしたらいいかということを、日本のWell-Being(生き生きと暮らすこと)を研究している石川善樹さんが仲間と考えた結果、それは「多様化」がどれだけあるかだという結論に至ったそうです。人種も文化も思想も色々多様化して存在するのが平和だというわけです。
 確かに世界を見ると争いが耐えない所は言論統制などが行われています。違う物を認めないということですね。今起きてる戦争もある国の言葉を使う住民に不利益を起こしているから、けしからんので領土を奪ってやるみないなことを言って始まっています。民族や思想など同じ種類の仲間で互いに励まし合って、生き甲斐を持つような関係はいいけど、他を否定するようなことになるととたんに争いになる。いじめなどもそうですねえ。グループが個人を仲間はずれにしていじめていることが多い。民族という本来は尊重されるべき言葉が、一歩間違うと危険な言葉になり得るのです。
 残念ながら世界は、多様性を受け入れることができない国が多い。日本は立派な民主国家と思うけど、たまに政治家でもうっかり日本はひとつの民族だと言っちゃう人もいますよね。それがうっかりレベルを超えると大変になる。完璧に多様性を認めている国の例は、シンガポールではないかということです。詳しいことは「13歳からの地政学」という本を是非読んでみて下さい。
 来月は50周年記念式典があります。北高のある場所は雄大な利別川の河川敷、南に遊楽部岳、北に狩場山を臨む素晴らしい環境の中に建っています。多くの開拓者が憧れた場所であり、荻野吟子さんはじめ社会に貢献する人材を輩出した地域の中にあります。
 皆さんも是非世界に目を向け、自分の「感性の声」に耳を傾けて行動起こして、社会に貢献したいという自分も見つけ、それを生き甲斐にしてもらいたいと思います。そしてそういう姿勢は、北高の先輩達が伝統・風土の中に守ってきたものにもあると感じていますので、是非それを皆さんの行動と共に未来に繋げていってもらいたいと思います。
 1年生2年生3年生は、これから上級学校訪問、見学旅行、就職・進学試験があります。引き続き感染対策には注意していけるように、全年次で取り組んでいきましょう。以上で終わります。


10:59
2022/08/30

健康に過ごしましょう!

| by hiyamakta_s
 夏季休業中8月上旬から感染・濃厚接触報告が数件入っていました。8月16日は檜山の感染者数も70名を超え、過去最高を更新しました。「BA.5」株はとても感染力の強い新型コロナウイルスです。注意し過ぎて損ということはありません。今は常日頃のしっかりした感染対策行動が必要な時期だと思います。進路や見学旅行の準備など大切な時期です。気の緩みの部分がないかどうか再確認をお願いします。
 さて、夏休み明け18日(木)の全校集会では、まず感染の注意、また道教委の新型コロナウイルス感染対策について、一部大きな変更があったことを連絡しました。主な変更点は濃厚接触者の待機期間の見直しで、1週間から5日間に短縮されました。でも、1週間は注意して経過観察が必要です。
 続いて1・2年生はこの後、3年生の進路への取り組みを見ておこう、3年生は面接対策で自分のPRをしっかりできるように準備しようという話しをして、前回の集会で出てきた森岡さんの就職面接体験談についてまた話題にしました。水産物を扱う企業を受験して魚愛を伝えようと思い、つい太平洋と日本海の鯖の見分けが付くと豪語してしまったが、最終面接でそんなことはできないことがばれてしまう。しかし、ゴメンナサイする人かどうか見られていると思いひるまずに体裁を整えたら、「君面白いね。その根性はいいよ。」と言われた。失敗しても逃げたりしないで、前向きに転ぶ。社会では経験しないで知らないことが一番役に立ちません。ひょんな展開で嘘を言う羽目になってしまったが、私は言葉としては出てこない、森岡さんの頑張って立て直す力・人間性の部分を面接官の人が直感してくれたのではないかと思っていると生徒に話しました。
 面接がこうした展開でいいかどうかは、職種によると思います。医学のような人の生命に係わる仕事では嘘は絶対にタブーになります。それでも、医学愛については多少オーバーな表現でもしっかり伝えるべきではないでしょうか?
 面接はほんの15分程度の事柄ですが頑張る気持ちがないと、そういう言葉だけで伝わりにくいことまでは伝わりません。用意したことをただ棒読みするのとは違うのです。短い時間で自分のことを全てPRできるようにするためには準備が必要です。しっかりと準備して、面接当日は頑張り通して来て欲しいと思います。
 これから3年生は進路の最終段階、1・2年生は力を蓄えていく、どちらも大事な時期になります。全てが順調に行くように、今後も健康・感染には十分注意して過ごして下さい。

18:11
2022/08/10

感染改めて注意!夏季休業前の集会の話

| by hiyamakta_s
 夏季休業に入って20日目となりました。全国的に新型コロナウイルス感染拡大が拡がっています。檜山管内も感染者が沢山出ているなと思える状況が、何日も連続しています。本校でも6日より感染者が初めて複数名出ております。それぞれ独立した感染であり、幸い休業中で部活動以外での接触する機会は減っていますが、やはり時折油断している様子は見受けられます。特に食事の時のようにマスクを外す場面で、距離を十分とり会話を控える等を含め、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 7月23日の全校集会は、「自分自身を知ろう!」という話をしました。この言葉自体はソクラテスはじめ、いろんな哲学や宗教にも出てくる程に大切そうな言葉なのですが、今回は社会と自分を結びつけるために自分自身を知ろうというテーマで話しをしました。USJの活性化に貢献された森岡毅さんが、就職で悩んでいる娘さんの為に書いた「苦しかったときの話しをしようか」という本の内容を話題にしながら進めました。
 森岡さんによると人には「なりたい自分」と自分の特徴や得意な所を含んでいる「なれる自分」があり、両者は一致しないこともある。森岡さん自体、マーケティングの仕事をしていたので、消費者がどんなものを望んでいるか理解できる感受性を磨こうとしたが同僚のようにはうまくいかず、結局自分の得意な数学の力を生かして仕事を成功させたという体験を持っていまいた。私は「仕事を自分に合わせる」と名言を残した、鮨職人の小野二郎氏の言葉を思い起こしました。実際の社会人としての仕事は「自分を仕事に合わせる」ことも多いと思いますが、「仕事を自分に合わせる」ことの中に人には真似のできない、自分の個性が光る社会にとっても価値あることが潜んでいるのではないでしょうか?
 最後に森岡さんは職業に着く中で(1)自分の特徴を理解する(2)それを活かす環境の選択をする(3)特徴を磨く努力をする、ことが大切なことでありこの3つは自分でコントロールできることだと述べていることについて触れました。
 本校はキャリア教育に力を入れています。自分の能力を発揮できる職業を選ぶことは大切という話しは、いつも先生方から色々な話しを聞いています。それらを振り返りながら、「なりたい自分」を考えることは大切であるが、「なれる自分」の価値も見直し、改めて社会の中での自分の生き方、在り方についてより自覚を高めていって欲しいと考え、このような話しとなりました。


12:09
2022/07/13

学校祭は無事終了。真夏のシクラメンが玄関を飾る。

| by hiyamakta_s
 7月9日~10日学校祭は無事終了しました。今年の学校祭はコロナ禍になって3回目でした。9日の一般公開は3年生保護者の方限定で、10日はデモンストレーションを3年生の保護者の方と1・2年生の保護者の方の時間差でご来場頂きました。学校に足を運んで生徒の活躍をご覧頂き、大変ありがとうございました。開会式では私の方から、学校祭を成功させたいというそれぞれの思いが、うまくひとつになるように頑張っていきましょうという話をしましたが、生徒は見事それを果たしてくれたと思います。充実した2日間でした。
 さて、総合学科である本校は農業科目を設置しており、せたな・今金の基幹産業の理解を推進しております。農業科の地域との交流として毎年数回行事を行っています。
 6月は今金高等養護学校の生徒の皆さんと協働で、本校の花の苗を使い「花いっぱい運動」と称する今金町の緑化活動、また野菜と花の苗の販売会を行います。
 7月は学校祭で野菜と加工食品の販売。12月はシクラメン販売会及びそのシクラメンを北檜山町文化協会主催の本校吹奏楽部も出演するクリスマスコンサートに於いて、文化協会様ご購入の上、景品として沢山配布してもらっています。
 このクリスマスコンサートでの景品はケーキと本校のシクラメンが交互に配られましたが、お越し頂いた方の中には「ずっと見ていられるからシクラメンの方がいい」と言ってくださる方もいました。農業作物を通して地域の皆さんとの交流の機会が持て喜んでもらえるのは、とても嬉しい限りで特権のようなものと感じています。
 シクラメンは数年楽しむことができ、昨年のシクラメンは一度花や葉が萎れたり枯れたりし、秋頃に再度葉が元気になりクリスマスまでにまた花が咲く、冬の花です。
 しかし、昨年12月に販売しシクラメンは花が一度枯れた後、4月頃にちょこっと4本くらいの花が咲き、また萎れ、5月は一気に葉が新しいものに生え替わり、なんと6月には花がどんどん咲き始めました。予定より半年も早く再生し、先日の学校祭では写真の通りとなりました。校長室だけではもったいないので、生徒玄関に飾らせて頂きました。農業科の実習助手の先生の話では、この時期にシクラメンの花がこれだけ咲くのを見るのは初めてということです。逆に冬もちゃんと咲いてくれるのかどうか心配になりますが。
 真夏のシクラメン、奇跡の花なのかも知れません。とても楽しめる花なので、年末のシクラメン販売会もぜひお越し下さい。

17:36
2022/06/23

6月の出来事

| by hiyamakta_s
 5月後半の高体連が終わり、6月はじめは前期中間考査がありました。コロナ禍が依然として収まらない状況ですが、進路活動も重要な時期です。今年度は感染対策を立てながら、未然防止可能と考えられる範囲で行事を進めております。
 10日の職業説明会はZoomで行い1・2年生が参加しました。11の大学・専門学校にご協力頂き、12の職業分野について説明を受けました。各教室に設置されたモニターを生徒は熱心に見て、お礼の挨拶もしっかりできてとても参考になったようです。
 17日は全校生徒を対象に進路相談会がありました。職業の相談では、地域の行政機関、病院、建設会社、左官業など11企業に参加頂き、生徒は各ブースで担当の方と面談を行いました。左官業では今年就職したばかりの方の実演があり、関心を高めていました。進学の方は本来面談を行っていましたが、こちらも感染対策のため今年度は資料配付のみを行いました。生徒の進路の幅を広げるいい機会になったと思います。
 生徒の活躍ですが、6月14日に北海道高等学校陸上競技選手権大会が釧路市民陸上競技場で行われ、本校から女子棒高跳に出場していた坂本瑞樹さんが、一人2m90cmを跳んで見事に全道1位に輝きました。檜山北高の生徒が陸上の全道大会で優勝するのは、平成9年のやり投げで出場した選手以来25年ぶりの快挙となります。坂本さんは昨年も全道大会に出場し、今年は技術もさることながら、精神的にもとても強くなったようです。次は8月3日から徳島県で始まるインターハイに出場することになります。さらなる大舞台にもチャレンジ精神を発揮して、大きく飛躍してきて欲しいと思います。
 7月9・10日の学校祭間際ですが、来週から準備期間となります。今年度は初日の一般公開日は来校を3年生の保護者の方のみとさせて頂きます。2日目のデモンストレーションでは、全学年の保護者の皆様対象に学年時間差で声援を送りに来て頂きたいと思います。校内ではどうしても、人の距離を保つために来校制限が必要になりますので、ご理解をお願いします。生徒も一生懸命で体の疲労も出てくる時期です。ご心配なことは学校までご連絡下さい。

18:46
2022/05/31

地域の期待に応える学校を目指す

| by hiyamakta_s
 檜山北高校は旧北檜山高校と旧今金高校が統合してできた学校です。校舎の場所は丁度せたな・今金両町の中間で、住所がせたな町にある丹羽地区という所に立っています。以前はこの地区には、小学校も中学校もありましたが、少子化に伴いいずれも廃校となりました。かつてはガソリンスタンドやスーパーなどもありましたが、現在はお店らしいものといえば床屋さんとお豆腐屋さんが一つずつあるだけです。しかし、この地域は早くから開拓者が入ったところであり、地名はその時会津地方からの入植者の名前がついています。また、旧中学校跡地の近くには会津を忍んだ白虎隊の慰霊碑があります。校舎を南から臨めば後ろに狩場山がそびえ、北から臨めば遊楽部岳がそびえています。大変静かでフロンティアスピリットが大いに漲る土地に、檜山北高校の校舎は立っています。
 地元の中学校からの進学率としては、例年大体7割くらいが入学してくれていました。他の地域より高い進学率であり、恵まれている方だと思いますが、ここ数年大きく減少してしまうこともありました。
 学校の魅力化は当然のことながら、学校はやはり様々な意味で地域との交流が欠かせません。せっかく良い活動をしていても、交流がなければ伝わらないし、生徒が社会との結びつきを理解できなければ、将来社会で出遅れてしまいます。地域でどんな人材が求められているかということの実感も沸きません。
 その丹羽地区にある玉川公園で5月8日水仙まつりがあり、本校の吹奏楽生徒が演奏を披露してきました。コロナの影響で3年ぶりの開催でしたが、この地域にとっては楽しめる数少ない貴重なイベント。3年部長の増田君は挨拶で「地域の人に喜んでもらえる活動を続けます。」と頼もしい発言。今年大学を出て檜山北高に初任スタートした顧問の三上先生も「これからも地域密着のスタンスで頑張ります。」と両者嬉しい話しをしてくれました。
 実は吹奏楽部はこの4月に1年生が14名入部してくれて、3名から一気に17名となりました。当然ながら音の厚みは当時と比べると圧巻。3月には3名で年度末コンサートを開き、人数少なくても一生懸命に工夫して演奏会の形を作ってきました。しかし、楽器の種類は限られ、もっと人数を増やしたいというのが正直なところでした。14名といえば新入生55名中ほぼ4分の1、普通はあり得ない数の生徒が入部してくれました。諦めず交流活動を続けてきた甲斐あっての総勢といえるでしょう。会場には小中学生もいっぱい来ています。檜山北高に憧れている中学生もいるかもしれません。地域の人と交流しているといいことありますねえ!!

  (水仙まつりの様子5/8)         (年度末コンサート3/27)

11:07
2022/04/11

始業式・入学式終了

| by hiyamakta_s

 今年度も佐藤が引き続き、檜山北高校の学校経営にあたります。どうぞよろしく、お願いします。

4月8日は入学式があり、せたな・今金両町の4つの中学校から、本校を選んでくれたかわいい55名の生徒達が入学してきました。人数的にはそれほど多くはなくても、色々な学校から集まって一緒に生活するというのは、地元の子どもたちにとっては初体験に近いでしょう。お互いの良さを引き出して、協力しあっていける仲間達になってもらいたいと思います。

式辞ではまず校訓「錬心大望」(れんしんたいもう)について、何事も中途半端にせず、しっかりやり通し、その中で自分の夢を見つけ、生涯学ぶ力を付けるための基礎力を十分に蓄えようという話。また、オリンピックで金を獲った髙木美帆さんの努力の様子を例に、全校スローガンの「One-up」(ワンナップ)を日々心掛けて、常に一歩上を目指し「あきらめない、継続する」気持ちを大切にしようという話をしました。

当日朝は2・3年次の始業式がありました。

私からの話は3月の修了式で話した、自分が身に付けてきたことで社会にどう貢献するかについて、引き続き小さいことでいいので考えて段々と数を増やし、その上で社会の中での自分の在り方・生き方について考えてみようと話しました。また、父親の仕事の現場を見て、同じ仕事をしてみたいと思った高校生の話を例に、上級学校訪問や職場見学など自分の足を運んで自分の目で体験する機会を持とうという話をしました。また、高校時代の貴重な時間を大切にしていこう、毎日全ての人に平等に86,400秒が与えられるが、それが86,400円なら使わないで過ごす人はいない。「時は金なり」(ベンジャミン・フランクリン)であり、価値のある時間を大切に有効に使おうと話しました。

今年も2間口157名の生徒達で、新しい北高の伝統が作られていきます。ご期待あれ!


19:25
2022/03/31

卒業式と修了式

| by hiyamakta_s
 3月1日は卒業式があり、74名の卒業生が巣立っていきました。今年の卒業生はここ2年以上続いたコロナ禍だけでなく、教育改革や入試改革など様々な変化の要因が重なる試練の中で高校生活を過ごして来ました。誰からも教えてもらえない、誰も通ったことの無い多くの道を歩み、それを乗り越えてきました。学校祭や体育祭等の学校行事ではできることをしっかりと考え、全体を盛り上げてくれました。
 変化の激しい時代が続くのを見据え、式辞では3つの心構えを持って欲しいと伝えました。
 1つ目、未知の世界に勇気を持って、足を踏み入れるための「探究心」
 2つ目、激変する社会の中で努力の継続で打ち勝つための「諦めない心」
 3つ目、同じ目的・目標に向かって互いの力を活かしながら進む「協働心」
 自分が生きている間にも、様々な大きな出来事がありました。卒業生もこれから色々な出来事に遭遇すると思います。親としても心配なことも多々あると思いますが、希望を持った卒業生一人一人の表情に、大変頼もしさを感じました。未来に向かって大きく羽ばたいていって欲しいです。

 3月24日は修了式でした。主題は「志~社会貢献」ということでしたが、最初、今、高校生に求められる資質・能力とは何かについて話をしました。
<企業・地域が求めるもの>
 1 コミュニケーション力 2 学ぼうとする意欲
 3 基礎的な学力 4 主体的に取り組む態度 5 責任感
<大学等が求める>
 1 基礎的な学力 2 社会貢献 3 知識・技能
 4 協調性 5 問題解決能力
 いずれにしても基礎学力が求められており、続けて勉強で何が身につくのかという話をしました。大きく国語・英語の語学はコミュニケーション力、数学・理科は論的思考力、地歴公民科は複雑な社会を大局的に捉えそこで最大限適切に判断する力が養われる、という私の考えを話しました。さらに、フランソワ1世やナポレオンなど、知性を重んじたフランスの歴史を残すフォンテーヌブロー宮殿の名所について触れました。最後の方で地元で社会貢献のために努力をされた、日本人初の女医として活躍した荻野吟子氏、せたな町名誉町民第1号の中村隆俊氏の紹介をし、身に付けたことで社会にどう貢献できるか小さいことでいいから考えてみようと投げかけて話を閉じました。
 生徒は真剣に話を聞いてくれ、嬉しく思いました。
 高校生にどんな、資質・能力を求められるか、今後地元の方からもご意見を頂きたいと思っています。


18:24
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