北海道檜山北高等学校
 

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2022/10/20

50周年記念式典無事終了しました

| by hiyamakta_s
 10月9日は50周年記念式典でした。
 来賓(指導監、局長、両町長・教育長、北部地区小中高校長、学校評議員、振興会役員)、感謝状贈呈者(歴代校長、歴代PTA会長、永年勤続旧職員)、記念誌寄稿者、旧職員、協賛会等の皆様のご参列をいただき、無事終了いたしました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。以下、校長式辞で次のように述べさせて頂きました。(コロナ禍による時間短縮のため通常の半分以下の文量となっております。)

 式  辞
 さわやかな秋空の下、本日ここに北海道教育庁教育指導監 佐藤裕之 様、檜山教育局長 近藤史郎 様、せたな町長 高橋貞光 様、今金町長 外崎秀人 様を始め、多数の皆様のご臨席を賜り、北海道檜山北高等学校開校50周年記念式典を盛大に挙行できますことは、私達の喜びとするところです。
 本校は昭和47年4月、今金高校と北檜山高校との道内初の統合高校として開校し、半世紀に渡り地域の担い手となる人材の育成に取り組んで参りました。その間、様々な困難に遭遇しましたが、その時々の教職員の教育にかける情熱、良識ある檜山北高生の純粋な向学心と理性的な行動、そしてせたな今金両町と、保護者、同窓会、地域社会からの多大なご支援・ご声援が困難を乗り越え、平成25年度には全道教育実践表彰を受賞する大きな力となりました。
 平成14年度総合学科へ転科後も、農業生産物を地域の方々に還元したり、郷土料理や介護・保育の講師を地域から招いたりして、交流を深める等、開校以来、地元の産業と福祉を理解する活動を地道に継続してきたことは、本校の誇りとするところです。
 また、本校は平成27年度よりキャリア教育全体計画を策定し、その推進を図ってきました。今後の変化が激しいとされる世界では、多様な価値を問い直し、探究的な検討と協働的な創造の経験を通して、社会の中での生き方在り方について自覚を深めていくことが必要となります。地元の官公署や企業の皆様方の多大なご協力の下に、社会に開かれた教育課程を実現できますことは、本校の大きな強みであります。
 さて生徒の皆さんは、ここ数年コロナ禍で前例の無い道に挑み、打ち勝ってきました。多くの先輩達が努力に努力を重ね、価値ある伝統を築いて来たことに、今改めて感謝しつつ、皆さんも檜山北高校の歴史に共に参加し、歩んでいることを大いに誇りにして下さい。
 檜山北高校は広く社会に寄与する多くの人材を生み出した、せたな・今金の中にあり、開拓者達が憧れたフロンティアスピリットを大いに感じる土地に立っています。生徒・職員一同、今後も直面する様々な課題を乗り越え、生徒各々が持つ社会貢献の志を八穂の星の輝きとしていつまでも強く解き放ち続けるよう、次の時代を歩んで参ります。
 結びに本校開校50周年にあたり、多方面にわたり献身的なご尽力を頂きました関係各位と本日ご臨席いただきました皆様方に厚くお礼を申し上げます。今後とも本校への変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ式辞といたします。

 令和四年十月九日 北海道檜山北高等学校長 佐藤 健


11:07